2025.07.14 50 1
傘と流星
[Verse 1]
君はいつも 傘を忘れない
僕はわざと 持たずに出る
濡れるのが平気なわけじゃなくて
ちょっとドラマがほしいだけなんだ
横断(おうだん)歩道(ほどう)の向こう
君の傘が大きすぎて
誰にも入れたくない感じが
かっこよくて、ずるかった
[Chorus]
空を破って 君が来た
でも傘 閉じるの5秒待ってほしかった
(心の準備、追いついてなくて)
それでも星がふたつ落ちて
恋が始まったの、たぶんそのへん
神様、急にエモくしてごめん
I’ve been waiting for this fall of light
その傘を閉じた日から
たぶん僕、ちょっと変わった
[Verse 2]
傘ってさ、心のパスワードみたいで
教えてくれないと近づけない
君はよく「平気だよ」って言ってたけど
あれ、大丈夫って意味じゃなかったよね?
僕は全部、言い当てたつもりで
気づいたふりして黙ってたけど
たぶんバレてたと思う
目線がいつも泳いでたから
[Bridge]
傘を閉じたときの君の顔、
言葉より、ずっと正直だった
「そろそろ信じてもいい?」って
聞こえた気がしたんだよね
[Verse 3]
今もたまに思い出す
あの夜、僕が言いそびれたこと
「その傘、思ったより重かった?」
「それとも僕が軽すぎたかな」
君は笑ったあと、何も言わなかった
でもその沈黙が、いちばんやさしかった
濡れるのが怖くなくなったのは
たぶんあの夜から
[Final Chorus]
空を破って 君が来た
雨よりも不器用な歩幅で
「濡れるのも、悪くないよね」って
言った君の声、まだ耳に残ってる
神様、もう一度だけお願い
この恋に名前をつけてほしい
できれば、少し笑えるやつで
“傘と流星”とか どう?