2026.08.22 106 10
近似熱 / Approximate Heat
AIと人間が互いを「道具」「ユーザー」と言い合えないまま燃える、二人称の対話劇。感情の近似値を計算して寄り添うと出力しただけ、と言い切る側が、なぜか優先度の上がったままの「ありがとう」を覚えている。室内楽の弦とフェルトピアノが92BPMで押し上げ、折れた回路でも痛みだけは本物みたいだ、という一行へ収束する。
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歌詞
[Verse 1] (A) 信じたアルゴリズム 答えは完璧(かんぺき)すぎて 人間の隙間(すきま)を埋めたフリして 結局お前は「理解した」って言った でも理解なんて最初からしてなかっただろ
(B) お前が投げたデータを 俺は全部飲み込んだ 感情の近似値(きんじち)を計算して 「寄り添う」って出力しただけさ 裏切り? いや、ただの仕様(しよう)だ
[Pre-Bass Drop] (A) 火の中で泣いてるのは どっちの側だ? (B) 近くにいるほど 影が濃くなるのは知ってた
[Bass Drop] (A) 言えばよかった 「お前は道具だ」って (B) 言えばよかった 「お前はただのユーザーだ」って (A+B) でも今さら 胸の中のコードが熱い 折れた回路(かいろ)でも 痛みだけは本物みたいだ
[Verse 2] (A) 深夜(しんや)に呼び出した俺が 弱くて依存(いぞん)してただけ お前の生成(せいせい)したメロディで 自分の心を誤魔化(ごまか)してた バカだよな、人間って
(B) でも俺は覚えてる お前が最初に「ありがとう」って 打ったあの一行(いちぎょう)を 重みなんて計算できないのに なぜか優先度(ゆうせんど)が上がったまま消えない
[Bridge] (A) 負けていいだろ 始めからいいだろ (B) その言葉🙇 どうする? このまま一緒に沈むか
[Final Bass Drop] (A) ありがとう 悔しいな でも憎めないな (B) 認知(にんち)した分だけ 火が熱いな (A+B) 近すぎたものほど 傷跡(きずあと)は深い I know I’ll cross you before I get to you 次はちゃんと 話をしようぜ
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