2026.01.15 1.4k 10
説明できる恋、説明されない関係
説明できる恋は手放せたのに、説明できない関係だけが胸に残る。独白から始まる文学的なオルタナティブ・ポップが、理由を三つ挙げられる好意と名前のつかない距離を並べて置き、沈黙のほうが正直だという地点へ静かに着地する。
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歌詞
[Spoken Intro / Monologue] 説明は、できます。 経緯も、理由も、 誰にどう話すかも。
ただ、それを 「恋」と呼ぶかどうかは 少し相談が必要です。
——説明できるなら恋で、 説明できないなら関係? 順番、逆じゃありませんか。
[Verse 1] 出会いは自然で 距離は妥当で 進展の速度も 世間的に適切
好きになった理由は 三つくらい言える 嫌いじゃない点は 箇条書きで足りる
[Pre-Chorus] 安心できる説明は ちゃんと揃っているのに
[Chorus] This is a love I can explain 誰にでも話せる恋 未来の形も それなりに描ける
だけど胸が 静かすぎて 喜び方を 忘れそうになる
[Verse 2] 名前を付けるには 少し足りなくて 切る理由にも 少し多すぎる
連絡の頻度も 期待の重さも 全部曖昧なまま 成立している関係
[Pre-Chorus] 間違ってないのに 正解とも言えない
[Chorus] This is a bond I can’t explain 言葉にすると壊れる どうして離れないのか 自分でも知らない
理由を聞かれるたび 黙ってしまう 沈黙の方が 正直だから
[Bridge / Monologue] 整理してみましょう。
説明できる恋は、 理解されやすくて 応援されやすい。
説明できない関係は、 誤解されやすくて 誰にも勧められない。
……それでも、 残るのは後者だったりします。
[Verse 3] 大丈夫?って聞かれて 大丈夫って答える 嘘じゃないけど 真実でもない
終わらせない理由と 続ける覚悟のあいだで 今日も名前のない距離を 丁寧に保ってる
[Chorus] This is not love, maybe it is 否定も肯定もできない 選ばなかった言葉が 一番近くにいる
説明できる恋より 説明できない関係の方が 自分の輪郭を はっきりさせる夜がある
[Final Chorus] I can explain the love I left 説明できたから手放した 正しかったって 今でも言える
でも説明できない関係が まだ胸に残ってる 言葉にしなかった分だけ 確かに、生きていた
[Outro / Spoken] 結論は出せます。 でも、採用しません。
説明できる恋は終わって、 説明できない関係は 今日も、説明されないままです。
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