2026.03.21 32 0
降らないはずの空
玄関に残された赤い持ち手の傘ひとつが、別れたあとの時間をずっと止めている。ピアノと弦だけの透き通ったオーケストレーションが、鍵を閉めないまま待つ部屋の空気を写し取り、忘れたのは君で残したのは僕だと静かに認める。
歌詞
[Verse 1] 玄関に残ったままの傘 赤い持ち手 少し欠けた先 先週の雷雨のしずくが まだカーブに乾かず残ってる
[Chorus] どうしてまだ君を思うんだろう 置き忘れた傘ひとつで 絡まったストラップに どこへ行ったのか聞いてみる
ドアのそばに置いたまま いつか思い出すみたいに ベルを鳴らして君が言う 「忘れ物を取りに来たよ」って
[Verse 2] 天気予報は晴れのまま それでも時々開いてみる 部屋が急に暗くなって 君が出ていった日の空みたいだ
[Chorus] どうしてまだ君を思うんだろう 置き忘れた傘ひとつで ほどけないこの気持ちを 結べないまま持っている
ドアのそばに置いたまま いつか戻る気がしてる ベルが鳴る音を想像して 今日も鍵を閉めないまま
[Bridge] 降らないはずの空なのに 雲だけ増えていく 忘れたのは君なのに 残したのは僕のほうだ
[Final Chorus] どうしてまだ君を思うんだろう 置き忘れた傘ひとつで こんなにも長い雨を まだ止められないでいる
ドアのそばに置いたまま ずっとそのままでいい もしも思い出したなら そのときだけ鳴らしてよ
ベルの音を
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