2026.07.31 991 7

白い手と答えのないまま

椅子の上で息を止めている人と、少しだけ遅れて現れる天使。救いなのか触れてはいけない場所なのか判定を保留したまま、ファルセットのバラードが静かに歪んでいく。優しさは試すものじゃないという一線だけが残る。

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歌詞

[Intro / Whisper] ねえ それは救いだった? それとも 触れてはいけない場所だった?

[Verse 1] 脚はきれいに揃えたまま 椅子の上で息を止めてる ちゃんと座っているのに ここにはいないみたいだ

ヒールの影が床に落ちて 時間だけが先に帰る 正しさを数えるほど 名前が遠くなる

[Pre-Chorus] 天使はいつも 少しだけ遅れてくる 傷に触れる前に ためらう癖がある

[Chorus] もしもこれは救いなら どうしてこんなに痛いの 白い手が髪に触れて 世界が静かに歪む

眠ったままでいいなら 私はここでいい 羽音だけが近づいて 答えはまだ降りてこない

[Verse 2] 「大丈夫」って言葉ほど 信用できない夜がある 縫い目みたいな記憶が 心をほどいていく

天井を見上げたまま 落ちる準備をしていた 信じることと 委ねることは 似ていて、違う

[Pre-Chorus] 天使はいつも 正しい顔をして 間違いに触れた指を きれいだと言う

[Chorus] もしもこれは愛なら どうしてこんなに冷たい 輪っかの光が揺れて 影だけが私を抱く

目を閉じたまま聞いてる 「戻らなくていい」って 羽が揺れるその距離で 私はまだ決めてない

[Bridge / Monologue] 救われたいわけじゃない 壊されたいわけでもない ただ ここにいる理由を 誰かに 触れて確かめてほしかった

[Final Chorus] もしもこれは救いなら 名前を呼んでほしい 落ちる前のこの高さで 私はまだ人間でいたい

触れるなら ちゃんと触れて 優しさは 試すものじゃないから

[Outro] ねえ それは天使だった? それとも 私が作った 言い訳だった?